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三国志英雄伝 (システムソフト・アルファー) : ウィキペディア日本語版 | 三国志英雄伝 (システムソフト・アルファー)[さんごくしえいゆうでん]
『三国志英雄伝』(さんごくしえいゆうでん)は、システムソフト・アルファーが2003年11月28日に発売したWindows用歴史シミュレーションゲームである。ゲーム内の一部のグラフィックに他作品からの盗用があり、この問題の修正およびシステム改良などが施された『三国志英雄伝 Gold Edition』が2004年3月26日に発売された。 == 概要 == 中国の三国志を題材とした作品で、プレイヤーは君主を1人選び中国全土の統一を目指す。日本の戦国時代を舞台にした、システムソフト時代から続く同社作品の『天下統一』シリーズのシステムをベースとしており、君主の能力に応じたCP(コマンドポイント)を消費してコマンドを出す点やゲーム進行のフェイズが更新・軍備・政治・戦略・合戦と分かれている点、命令を実行させていくごとに武将が成長していく点などは同じである。 『天下統一』シリーズと比較して本作に新しく搭載されたシステムとしては、長距離の行軍や複数拠点からの出撃も可能な「ポイント・トゥ・ポイント」システム、各武将ごとに設定された相性マトリックスにより戦場で能力に上下両面に補正が掛かり能力の低い武将でも活躍の機会がある「人和相克」システム、武将が持ち場に合わせ兵力を押し引きしながら戦う「レーン合戦」システムなどがある。 4Gamer.netに掲載された発売前のプロデューサーインタビューではコーエー(旧・光栄)作品が『三国志演義』に基づく能力値設定を行っているのに対し、本作は『三国志』(正史)に基づき設定するとしていたが〔http://www.4gamer.net/specials/systemsoft/systemsoft01.html〕、製品では孔明をはじめとした蜀の武将の能力値が演義に準じて設定され、公式サイト上にも「正史準拠」の表現はなくなった。
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